2014年1月11日土曜日

お勧めのビジネス書:『ゼロ秒思考』

お勧めのビジネス書:『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』


マッキンゼーで14年間活躍した著者の独自メソッド――

それは、「メモ書き」によって思考と感情の言語化をトレーニングすることで、どんな人でも確実に頭がよくなり、心も鍛えられるというもの。

著者が二十数年にわたって改良を続け、クライアント先で実践してもらうことで、すでに1000人を超える人が効果を実感している。

誰でも、どこでもできて、お金もほとんどかからないシンプルな方法ながら、実践した多くの人が、

 「打てば響くような会話ができるようになった」

 「オリジナルな企画書をすぐに書けるようになった」

 「自分に自信がついた」

 「嫉妬やパワハラに負けない精神力が身についた」

 「自分の気持ちを素直に伝えらえるようになった」

という。


 本書はそのトレーニングの方法を詳細に解説し、著者の考える思考の質とスピードの到達点、「ゼロ秒思考」への道を紹介するものである。


 【本文より】

A4の紙に1件1ページで書く。

ゆっくり時間をかけるのではなく、1ページを1分以内にさっと書く。

毎日10ページ書き、フォルダに投げ込んで瞬時に整理する。

それだけで、マッキンゼーのプログラムでも十分に教えていない、最も基本的な「考える力」を鍛えられる。

深く考えることができるだけでなく、「ゼロ秒思考」と言える究極のレベルに近づける。


これまで書くのが苦手だった方や、書けるのだが異常に時間がかかっていた方に、重宝する内容に仕上がっています。


◆目次◆

第1章 「考える」ためのヒント

第2章 人はゼロ秒で考えられる

第3章 ゼロ秒思考をつくるメモの書き方

第4章 メモを使いつくす

第5章 メモの整理・活用法



本書の特徴は、「なんとなくモヤモヤを紙に書いていた」状態から「A4横の裏紙に、思いのまま書く。

毎日10枚。」というシンプルかつ継続的方法に変えることで、その効果を最大限に発揮させ毎日を心平穏にかつ頭が高速回転している状態にする、その具体的方法をメモ書きの具体例を豊富に使用しながら解説してところにあると思います。

アイデアを量産したい方は是非、どうぞ。

即、実践できます。


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2014年1月4日土曜日

お勧めのビジネス書:『カリスマは誰でもなれる』

■モニターとCRCのためのGCPメル“ガマ”vol.568■

お勧めのビジネス書:『カリスマは誰でもなれる』


カリスマとはいったい何なのか、どのように作用するのか、その仕組みはどうしたら実生活に利用できるのか。

「カリスマ性」とは天賦の才能ではなく、後天的に獲得できる。

長年の研究をもとに習得技術を明らかにする。 


米国で話題のカリスマ論のバイブル、ついに上陸。

リーダーシップの専門家として、スタンフォード大学、イェール大学、ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学、国連などで講演を続けてきた著者。

今、世界が求める「影響力」の源泉を明らかにする―。 



どうすれば人はカリスマ性を帯びるようになるのか。

 本書で著者が説くのは、たったの2つ。

 <大きなパワー>と<誠意>。

本書で紹介されているカリスマのタイプは、

 「集中力のカリスマ」

 「ビジョンのあるカリスマ」

 「優しさのカリスマ」

 「権威のカリスマ」

で、それぞれ、演じるためにどんな点に注意すべきか、ノウハウが詳細に書かれています。


カリスマになる方法を、ここまで活字にした本も珍しい。

他人に伝えたいメッセージがある方、大義を持ち、何か事を起こそうと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。



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2014年1月1日水曜日

お勧めのビジネス書:『コメントする力』

●お勧めのビジネス書:『コメントする力』竹田 圭吾

コメンテーターでなくても、なにかとコメントする機会が増えている時代です。

ビジネスマンにしても、会議や飲み会での会話ばかりか、メールの返信に意見をプラスしたり、フェイスブックで「いいね! 」にひと言添えたり、ツイッターでニュースに自分なりのコメントをつけたり、LINEの投稿を気の利いたものにしたり……。


“ああ、面倒くさいったらありゃしない"と思っている人も多いのでは?


そこで、複眼で物事を考える姿勢をもったうえで、コメントの内容をどう組み立てていくか。

「情報は整理しない」

「情報はタテ軸とヨコ軸に置いてみる」

「すべてはグレーと考える」

「情報はストーリーで発信する」

「他人と同じことは絶対に言わない」

「刺さるコメントよりも、しみ込むコメントを」

「ボケる力を磨く」等々、『ニューズウィーク日本版』元編集長がマル秘ノウハウを初公開。


“情報がありすぎる社会"を生き抜く必須スキル、「情報力」と「コメント力」が磨ける1冊です。


読み始めて第一章の冒頭数行で大笑いしてしまいました。

全般にわたって著者がこれまで築いてきてこられたであろうノウハウが平易に書かれており、中には「えっ?!こんなお仕事されていた方でもこんな風にやってたの!」って思うものもありました。

圧巻は最終章です。もう本領発揮です。

タテ・ヨコ・メタ・オク(時系列)に見れる力があるからこそ価値あるコメントもつけれるし、ナイスなボケもきまりよね。


著者の竹田圭吾氏は、名前だけでは顔が浮かばない方もいるだろう。

「ニューズウィーク日本版」元編集長、テレビのニュース番組でのコメンター、ラジオ番組でのナビゲーターでもあるといえば、なんとなくあの人かとわかるのではないだろうか。

昔から情報整理術、情報発信力、コメント力に関する本は、どちらかというと成功法則、儲け関係と同じくいらい、出版数が多いのではないだろうか。

しかしわたしが学生の頃とは、その情報収集、発信の仕方はずいぶんと様変わりをしたものだ。

そこにはソーシャルメディアの爆発的な普及により、24時間、他人の承認をもらえるのかというプレッシャーにさらされる時代というのも大きな要因であろう。



著者のいう「ある種の不安ビジネス」というもの十分に一理ある。

その時代のなかで、5つの章に分け、情報の扱い・活用・編集・コメントの仕方を述べていくのであるが、なにより「おわりに」の部分に多いに集約されている。

ポイントとしては、情報に距離を置き、ほかの人と同じことを言わないこと。

判断する尺度として、フェアであるか、違う角度から検証しているか、意見の多様性は約束されているかという視点を持つこと。

そのうえで実践的な14の項目があり、そのうち5つくらいを実践することを進めている。

結論的になるが、4章で説かれている、コメントすることがないときはしない、また刺さるコメントをめざさない、これに尽きるであろう。




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vol.558

2013年12月31日火曜日

お勧めのビジネス書:『わかりやすい文章を書く技術』

●お勧めのビジネス書:『わかりやすい文章を書く技術』樋口裕一・著


小論文の第一人者による

ビジネスマン向け樋口式文章術の決定版です。

■――ビジネス文書からメールまで、文章を書くというのは知性のしるし――■

ベストセラー作家にして「文章術」「小論文」の第一人者・樋口裕一先生による、 文才がなくても、文章が苦手でも知性が認められるようになる文章術の本です。

現代社会において、しっかりした文章を書くというのは、 「できる人」「頭のいい人」の不可欠な要素ですが、 一方で文章が下手な人はそれだけで「愚か者」のレッテルを貼られることも。

しかし本書を読めばすぐに樋口式文章術が身につき、 誰でも「わかりやすくていいね! 」と言われる 文章力を手に入れることができます。

章末に悪い例と修正例を示した実践向けの一冊。


■――本当に文才はいらないの!?――■

「文章がうまい人は文才がある」と思っていませんか?

そして自分の文才の無さを嘆いていませんか?

文学的名文を書くためには文才は必要不可欠ですが、 ビジネスマンに必要なのは わかりやすくてすらすら読めるメール、企画書などです。


論理的に書かれ、論点が整理されており、すぐに文意が伝わる 「わかりやすい文章」が求められているのです。

そうであれば、文才など必要ありません。

そして著者はこう語ります。

「私は自分に“文才"があるなどと思ったことはない。

でも、少しだけ練習をし、基本を知れば、 だれでもすぐにわかりやすい文章をかけるようになる」


本書にはそのための考え方やテクニックが満載

樋口式文章術をマスターすれば、 どこに出しても恥ずかしくないどころか、 あなたの評価が上がる文章が書けることは間違いなしです!



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vol.559

2013年12月27日金曜日

お勧めのビジネス書:『「原因」と「結果」の法則』

●お勧めのビジネス書:『「原因」と「結果」の法則』ジェームズ・アレン著


何かにつまずいた時や心が弱った時、頼りたくなるのが啓発書だ。

本書は1902年に英国の作家によって記されたもので、世界に数多くある啓発書のルーツとも言われている。

意外なことに、日本語版は今回が初出となる。

現実がままならないのは、すべて悪しき思いによるもので、環境のせいではないと説く。

結果としての成功も失敗も、その原因は必ず人間の心の奥底にある支配的な思いにあると言う。

「自己制御は熟練技能」という啓発書の基本が、1世紀前に存在していたことは興味深い。



デール・カーネギー、オグ・マンディーノなど、現代成功哲学の祖たちが、もっとも影響を受けた伝説のバイブル『AS A MAN THINKETH』。

聖書に次いで一世紀以上ものあいだ多くの人々に読まれつづけている、驚異的な超ロング・ベストセラー、初の完訳!

「私たちの人生は、ある確かな法則にしたがって創られています。

私たちがどんな策略をもちいようと、その法則を変えることはできません。

『原因と結果の法則』は、目に見える物質の世界においても、目に見えない心の世界においても、つねに絶対であり、ゆらぐことがないのです」(本文より)



自分を取り巻く人間関係は自分がつくったもの。

つまり、環境という結果は自分という原因が影響している。

冷静になって考えれば当然です。

でも私たちは普段当たり前のことを忘れがちです。

ついつい周りに原因を求めて自分はどうか?と考えることが少ないように思えます。

この本を読むと、自分のちょっとした傲慢さを改めて感じて反省すると同時に、他人をとやかく言うより先に自分を見つめないとだめだなあ、という気持ちを新たにさせてくれます。


いつも手元において、ふと忘れた頃くらいに何度も読み返したい一冊です。

古今東西の自己啓発書ベスト5に入ると思います。


●『「原因」と「結果」の法則』ジェームズ・アレン著(アマゾン)
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●上記以外にもジェームズ・アレンの本は、とても役立ちます。(生きていくうえで)

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vol.560


お勧めのビジネス書:『大好きなことをやって生きよう!』

●お勧めのビジネス書:『大好きなことをやって生きよう!』本田健 著

本書のタイトルを見て、皆さんはどう思われましたか?

「こんなご時勢なのに、 なんで大好きなことをやるというリスクを冒さなきゃいけないの?」

「それより、目先の生活を成り立たせるためのことをやらなきゃ」

そんな思いを抱いた方もいるかもしれません。


たしかに、世界経済の大混乱の影響で、一流企業がリストラ策を発表するなど、どこにも安定がない、将来が見えづらい時代となりました。

しかし……。

そんな時代だからこそ、大好きなことをやったほうがいいのです。

 「好きなことが人生にもたらすメリット」

 「会社勤めをしながら、好きなことをやる方法」

 「大好きなことをやっている人がもらっている報酬」など、


本書を読めば、時代や景気に左右されないのは、実は、嫌いなことを我慢しながらやっている人よりも、大好きなことをやっている人のほうなのだ! ということがよくおわかりいただけるでしょう。



ただ、僕たちは大好きなことをやるには、「お金」「才能」「時間」「自信」「勇気」……など、いろんなものが必要だと考えがちです。

しかし、今まで多くの大好きなことをやって生きている人にインタビューをしてきた著者・本田健さんは言い切ります。

「それらは、すべていりません」

ただ、たった1つだけ必要なものがあります。

それは……、本書の中でご確認ください。


それ以外にも、

 「大好きなことはどうやって見つければいいのか?」

 「大好きなことをやると人生が劇的に変わる理由」

 「大好きなことへの移行期をどう乗り越えればいいのか」

 「お金と大好きなことを両方手に入れる生き方」など、

大好きなことをやって生きるために必要なエッセンスがぎゅっと詰まった1冊となっています。



僕は1週間前に本書を購入し、今、読み終えたところです。

結構、インパクトありました。(この僕ですら。)

残りの人生を悔いなく、過ごしたい。

そう思いました。


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2013年12月26日木曜日

世界のトップスクールが実践する考える力の磨き方

●お勧めのビジネス書:『ハーバード、オックスフォード…世界のトップスクールが実践する考える力の磨き方』

■世界基準の「頭のよさ」をつくる31の方法

なぜ、日本のエリートは世界で通用しないのか?

なぜ、日本のトップの人材が、世界のビジネスや交渉の場では存在感を発揮できないのか?

その違いは「教育の違い」にあると著者は言う。

世界の名門大学では、日本の教育には欠けている哲学や思想を通して「考える力」を鍛える授業が徹底して繰り返される。

入試からして「知識」を問う日本の大学とは違い、「どこまで深い思考ができるか」が問われるという。


 「あなた自身について書きなさい」
(2012年ハーバード大学ロースクール入試問題より)


「駐車違反を死刑とする法律を制定したところ、
 誰も駐車違反をしなくなった。これは適切な法律と言えるか?」
(2011年オックスフォード大学入試問題より)


本書ではこうした海外のトップスクールで実際に出題された問題など豊富な実例を取り上げながら、多角的なアプローチで「世界標準の教養」を読者に提供する。


■海外のエリートが養っている「考える力」とは?

世界のエリート教育を知り尽くし、海外のトップスクールを目指す学生を対象にグローバルリーダーを育成している著者が明かす、世界で求められる「本物の知力」の身に付け方。


ハーバード、オックスフォード云々だけでなく、国連の採用試験が出てきたり、ハイデガーなどの古典からハンチントン、フランシス・フクヤマ、エーリッヒ・フロムといった現代に近い人まで数々の思想を出しながら、世界の状況を見据えた「考える授業」が展開されるのだが、説明がとてもわかりやすい。


「自由」の章の冒頭には、フランスのバカロレア(大学入学を希望する学生が全員受ける試験)で出題された問題として「自由は平等によって脅かされるか」というものが紹介されており、
こういう問題が出ること自体、日本と欧米の教育の大きな違いを感じた(この問題は、文系・理系問わず共通の出題だったとのこと)。

「自由は…」と問われたところで漠然としていて答えにくいが、フランスの大学ではこうした抽象的なテーマについて、考えさせ、議論させる授業が多い。

合間合間に「Q」というものが問題形式で入っている。

これを読み飛ばしては、この本を読む意味が半減してしまうだろう。

最初はざっと通しで読んで、もう一度、一つ一つの「Q」に自分なりの答えを出しながら再読するという読み方もいいかもしれない。

こういう本を読んで冬を過ごすことも哲学につながる(かな?)



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vol.562